健康管理について
ペットの健康管理についてのアドバイスをご提供いたします。健康状態の適切な把握方法と、体調の優れない場合の対処方法、食事管理の方法等・・・・
ペットは、たくさん水分補給をしてくれません。
特に猫はなお更の事です。
犬も猫も食事からたくさんの水分を摂取し、尿量や尿回数を増やしていきます。
尿こそが体内の老廃物を排泄してくれる大切な役目です。
この方法を実践すると、泌尿器系疾患(結石)に罹る比率は格段に低下するでしょう。
仔犬・仔猫からの場合は、特に良い結果を生むでしょう。
大人のペットですでに疾患を持ち合わせている場合も泌尿器系の機能は向上するでしょう。
私たち人間も尿が出にくかったり回数や尿量が思わしくない時、不安になり検査に行きませんか?
人間ドックの経験は誰しもあるはずです。
その時 「血液検査」 と 「尿検査」 は必ず受けるでしょう。
このくらい 「尿」 は大切なのです。
ペットも我々と同じ哺乳類。
異常な臭いがする。 尿色が濃い。 すこしベトベトしている。
こんな時には、2度目のおしっこを観察。
余り変化がない。 色や臭いはほんの少し減った。
こんな場合は、要注意です。
肝臓・腎臓が悲鳴を上げているかもしれません。
こんな時は、ドライフードの見直しと肉類の見直しを考えて下さい。
食べ物により尿は微妙に変化してきます。
四足動物を原料にした製品や動物性脂肪の比率が高い製品は、特にこの傾向が強くでます。
動物性脂肪や動物性たんぱく質が多い場合、尿色は濃く出ます。
また、便も黒味がかった便色になります。
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押川亮一
(おしかわりょういち)
1947年生まれ。
宮崎県出身。大学卒業後、金融機関へ。
1974年に独立。
ペットショップ「ファミリーペット」主催。
母親の難病指定が引き金となり、免疫療法を学ぶ。
1994年2月「ペットフードにご用心!」宝島社より出版
1994年6月「獣医さんにご用心!」宝島社より出版
1996年「マイティウェーブ」を立ち上げる。
2005年8月「愛犬が喜ぶワンワンごはん」技術評論社より出版。
2005年9月「新・ペットフードにご用心」宝島社より出版。
2008年12月「ペットフードの危ない話」宝島社より出版。
特に食の問題点を追及し、苦痛のない自然療法をライフワークとし、現在は、キャリーオーバー・食品添加物・ポストハーベストに反対し、無添加製造そして昔の食べ物に戻す事を念頭に製品開発に励む